【レビュー】OM-1を1か月使ってみて気になったところを徹底解説!
先日、OM SYSTEM OM-1MarkIIが発表され、新機能のライブGNDの世界初の新機能やOM-1からのバージョンアップ機能に対してOM-1MarkIIが注目されています。
今回は、そういう中で前機種のOM-1を2024年1月に購入して、1か月使っていく中での気になったところについて、徹底解説します。
OM-1 + LEICA DG SUMMILUX 25mmF1.4
OM-1 + M.ZUIKO 12-40mmF2.8PROⅡ
【この記事でわかること】
・マイクロフォーサーズカメラとは
・マイクロフォーサーズカメラのメリット、デメリット
・OM-1とは
・OM-1のおすすめ機能
・OM-1vsOM-1MarkIIvsOM-5性能比較
・OM-1を1か月使ってみて気になったところ
・OM-1を1か月使ってみて特に良かったところ
・OM-1をおすすめな人
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラとは
センサーの種類と大きさ比較
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラは、一般的なカメラに搭載されているイメージセンサーのフルサイズセンサーよりも小さいセンサーを搭載しています。マイクロフォーサーズCセンサーだからこその魅力やメリットも多くあります。マイクロフォーサーズ判(約17.3×13mm)のイメージセンサーはフルサイズ判(約36×24mm)と比べると約1/4ぐらいのサイズですが、画質はフルサイズ判が上まわるとはいえ、センサーサイズの違いほど「差」はありません。マイクロフォーサーズ判カメラはその小型センサーの利点を活かすことで、より小型で軽量なカメラボディ、交換レンズが作れます。できるだけ小型軽量で価格も安く、コンパクトカメラより画質のよいカメラを望むなら、マイクロフォーサーズ判ミラーレスカメラをおすすめします。
マイクロフォーサーズ判ミラーレス一眼カメラは、高画質で写真を撮りたいけれど、重くて大きなカメラは持ち歩きたくない、そんなときに導入したいのがマイクロフォーサーズ判のミラーレスカメラです。小型軽量で高画質の写真が撮れるということで、SNS投稿用の写真を撮るカメラとしても、バッグに入れて持ち歩いて街角のなにげない景色を撮るお散歩カメラとしても最適です。
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラの代表的なメーカーとしては、パナソニック、OM SYSTEM(旧オリンパス)などがあります。
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラのメリット
価格がこなれている
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラにおいて、20万円台の高機能機種やフラグシップ機のカメラから10万円前後の価格帯のカメラまでいろいろな機種があります。
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラにおいて、高機能やフラグシップ機カメラは高い性能を持っており、所有欲を満たす機種となっています。
今回、20万円台で購入できる機種は、高機能・フラグシップの機種となります。
性能が高機能
高機能機種やフラグシップ機のカメラにおいては、高機能な性能が付加されています。
画質・機能性・操作性など高機能な性能があります。
一例としては、
*強力な手振れ補正
*手持ちハイレゾショット
*ライブコンポジット撮影
*プロキャプチャーモード(OM-1/OM-1MarkⅡ他、G9PROⅡ)
*4K120p 10bit記録(GH6)
写真に特化したモデル、動画に特化したモデル
選択肢が豊富
デザイン、写真/動画性能、写真性能、動画性能に特化したものなどいろいろな選択肢があります。
焦点距離がフルサイズに比べ2倍
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラは、フルサイズミラーレス一眼カメラに対して、2倍の画角になるため、下記の表のように焦点距離がフルサイズに比べ望遠側は有利、広角側は不利。
フルサイズ(35mm換算) 焦点距離 | マイクロフォーサーズ(35mm換算) 焦点距離 |
12mm | 24mm |
18mm | 36mm |
24mm | 48mm |
35mm | 70mm |
50mm | 100mm |
70mm | 140mm |
100mm | 200mm |
150mm | 300mm |
200mm | 400mm |
300mm | 600mm |
400mm | 800mm |
600mm | 1200mm |
焦点深度が深い
マイクロフォーサーズセンサーは、フルサイズセンサーに対して、焦点深度が深く、ピントが合っているエリアが広い。
フルサイズセンサーの特徴のぼけについては、マイクロフォーサーズセンサーは、ぼけがしにくい。
システム全体が小型・軽量化にできる
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラは、ボディ本体とレンズ込みのシステムにおいても小型・軽量化にできる。
マイクロフォーサーズマウントレンズが豊富
マイクロフォーサーズのレンズについては、パナソニックやOM SYSTEMの2社からレンズが発売されています。その中でもパナソニックはLEICAレンズ、OM SYSTEMはPROレンズが高画質なレンズとして人気があります。
その他にサードパーティ製のレンズも発売されています。
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラのデメリット
ぼけにくい
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラは、フルサイズミラーレス一眼カメラと比較して、センサーサイズが1/4と小さいため、f値(絞り)が大きいこともあり、焦点深度が深く、全体にピントが合いやすいのですが、その反面ぼけにくくなります。
暗所性能が弱い
マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラは、フルサイズミラーレス一眼カメラと比較して、センサーサイズが1/4と小さいため、光を取り入れるセンサーサイズが小さいため、暗所性能が弱く、暗所での撮影は不向きになります。
マイクロフォーサーズカメラ VS フルサイズカメラ
センサーサイズの大きいものと小さいもの特徴をまとめてみました。
センサーサイズ | 大きい (フルサイズ) | 小さい (マイクロフォーサーズ) |
画素 | 多い | 少ない |
画角 | 広い | 狭い |
焦点深度 | 浅い | 深い |
感度 | 高い | 低い |
ノイズ | 少ない | 多い |
ダイナミックレンジ | 広い | 狭い |
重さ | 重い | 軽い |
マイクロフォーサーズカメラとフルサイズカメラの得意なところと不得意なところをまとめてみました。
マイクロフォーサーズカメラの特徴は、システム全体が小型軽量で価格が安い、高機能性能で手振れ補正が強い
マイクロフォーサーズの欠点の解像感、ダイナミックレンジなどはセンサーや画像処理エンジンの改善で従来より改善されてきています。
マイクロフォサーズカメラ | フルサイズカメラ | |
解像感が良い (センサー+画像処理) | △→〇 | ◎ |
ボケ量が大きい (焦点深度が浅い) | △ | ◎ |
情報量が多い (ダイナミックレンジが広い) | △→〇 | ◎ |
暗所性能が強い (明るい) | △→〇 | ◎ 2段分明るい |
広角側が得意 | △ | ◎ |
システムが小型軽量 (レンズが小型軽量) | ◎ | △ |
システム価格が安い (レンズが安い) | ◎ | △ |
レンズが豊富 | ◎ 2社+サードパーティ | 〇 1社+α |
焦点深度が深い (ボケにくい) | ◎ | △ |
望遠側が得意 | ◎ 35mm換算の2倍 | △ |
性能が高機能 | ◎ | 〇 |
手振れ補正が強力 | ◎ | 〇 |
【OM-1の高機能性能】
・ライブND:NDフィルター(ND2~64相当)を画像処理で行うことができる
・ハイレゾショット:複数枚の画像処理合成で高画質を実現、手持ちハイレゾショット(5000万画素)、三脚ハイレゾショット(8000万画素)
・ボディ内5軸手振れ補正7段
・AI被写体認識AF:車、バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)
・プロキャプチャー120コマ/秒
・ライブコンポジット
・深度合成
・HDR撮影機能
・高速、高精度AF(1053点、オールクロス、カバー率100%の新AF)
・AF/AE追従50コマ/秒 連射
・星空AF
OM-1とは
2022年3月に発売された、OM-1のカメラとは、OM SYSTEMとして、フラッグシップカメラとして発売されたカメラです。
後継機種は、OM-1MarkIIがOM-1から機能アップされたフラッグシップ機として2024年2月23日に発売されます。
当時のOM-1キャッチコピーは、「唯一無二、新しい世界へ」
オリンパス時代に発売されていたフラグシップモデルのOMD E-M1MARKⅢから大幅にセンサーと画像処理エンジンが改善され、OM-1が発売されました。
新画像処理エンジン TruePicX
高速演算処理が従来のTruePicⅨ 比 約3倍向上
・解像感の向上
・処理時間の短縮:ハイレゾショット、ライブND
新開発の裏面照射積層型Live MOSセンサー
有効画素数2037万画素の裏面照射積層型Live MOSセンサーとTrue PicⅩとの組み合わせにより、解像感と低ノイズ、諧調表現を実現。高画質を実現。
高性能5軸手振れ補正が最大8段
ボディ内手振れ補正+レンズ手振れ補正との組み合わせで最大8段の手振れ補正。
ボディ内手振れ補正5軸手振れ補正7段
新しく、手持ち撮影アシスト機能を搭載、手振れ改善をアシストする表示機能の追加。
高機能満載
ハイレゾショット
・三脚ハイレゾショット:8000万画素相当
・手持ちハイレゾショット:5000万画素相当
手持ちハイレゾショットが動画録画ボタンにドラフトで割り当てていて、スチル撮影時に手振れ補正が強力なこともあり、容易に手持ちハイレゾショットを撮ることができます。
手持ちハイレゾショットの処理時間が5秒とE-M1MarkⅢ比で処理時間の改善。
天体撮影サポート機能
天体撮影サポートする便利機能が充実。
・ナイトビューモード:ライブビュー撮影中に背面モニターを明るくして見やすくするLVブーストが「ナイトビューモード」となってパワーアップしました。
EVF、背面モニターで確認しやすくなりました。
・星空AF:星空のピント合わせ機能
撮影状況に合わせ、速度優先、精度優先のモードを選択できます。
深度合成
ピント位置を変えて複数枚撮影し1枚に合成することで被写界深度の深い写真の生成。
ライブND
NDフィルターの効果をND2~ND64までスローシャッター効果を適用。
ライブND機能は、S,Mモード時に使用が可能
高速・高精度AF
1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF
・AFエリアは、7種類から選択が可能
7種類のAFエリア:Single、Small、Cross、Middle、Large、All、Custom
・AF低照度限界: -8EV
進化したAI被写体認識AF
・ディープラーニング技術を活用したAI被写体認識AF
AI被写体認識AF:車、バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)
プロキャプチャーモード
決定的瞬間をとらえる機能、プロキャプチャーモードを搭載。
シャッター全押しの瞬間から遡って最大70コマまで記録。
鳥の飛び立つ時などの撮影に便利!
進化した顔優先、瞳優先AF
顔優先、瞳優先AFの精度と追従性が大幅に向上
OM-1、OM-1MarkII、OM-5の性能比較
OM-1、OM-1MarkII、OM-5の性能比較は下記の通りです。
(引用元:https://jp.omsystem.com/product/dslr/om-omd/om/om1mk2/index.html)
OM-1とOM-1MarkIIの性能比較
OM-1から見てOM-1MarkIIの性能比較
*センサー、画像処理エンジン、外観・重量はほぼ同じ
*バッファメモリ増加、前後ダイヤルの素材変更
*高機能アップ
①ライブGNDを新規追加
・明暗のある写真において、諧調を持たせて黒飛び(暗い)、白飛び(明るい)防止
②ライブNDをND2~64→ND2~128
・日中の明るい撮影にシャッタースピードを速くしなくて撮影ができる
③プロキャプチャー画像枚数増加
・70枚→99枚
④AI被写体認識AFに人が追加
⑤AF精度向上
⑥手振れ補正機能アップ
・7段→8.5段
OM-1とOM-5の性能比較
OM-1から見てOM-5の性能比較
*センサー、画像処理エンジンは1世代前
・TruePICX→Ⅸ
*ファインダー、背面液晶モニターは1世代前
・ファインダー:576万ドット→236万ドット
・背面液晶モニター:162万ドット→104万ドット
*マルチセレクターなし
*シングルスロット
*AI被写体認識AFなし
*AF性能1世代前
*高機能も1世代前
*小型軽量
・599g→414g
OM-1を1か月使ってみて気になったところ
高機能撮影が撮影モードにより使用できないモードがある
高機能撮影は、使用できない撮影モードがある。
高機能撮影において、B(バルブ)、動画(ムービー)撮影モードは使用できない場合が多い。
ライブNDはS(シャッター優先)、M(マニュアルモード)のみ使用できる撮影モード
高機能撮影 | 使用できる撮影モード | 使用できない撮影モード |
ハイレゾショット | P/A/S/M | B/動画 |
ライブND | S/M | P/A/B/動画 |
深度合成 | P/A/S/M | B/動画 |
HDR | P/A/S/M | B/動画 |
多重露出 | P/A/S/M/B | 動画 |
インターバル撮影 | P/A/S/M | B/動画 |
デジタルテレコン (※RAWは対象外) | P/A/S/M/B/動画 | - |
デジタルシフト撮影 | P/A/S/M | B/動画 |
バルブ/タイム/コンポジット撮影 | B | P/A/S/M/動画 |
プロキャプチャー撮影 | P/A/S/M | B/動画 |
フリッカーレス撮影 | P/A/S/M | B/動画 |
星空AF | P/A/S/M/B | 動画 |
P:プログラム撮影、A:絞り優先撮影、S:シャッター優先撮影 M:マニュアル撮影、B:バルブ撮影、動画:ムービー撮影 |
バッテリー変更とボディ充電
バッテリーについては、従来機種のE-M1MarkⅡ、Ⅲのタイプとは異なり新仕様のため、従来のバッテリーは使用できない。
バッテリーチャージャーは付属せずUSB-Cケーブル+アダプターのみ付属でカメラ本体にUSB-Cケーブル経由で充電が必要。
バッテリーチャージャーは別売り
ISOオートでISOが上がる
OM-1高感度耐性がE-M1MarkⅡに比べ飛躍的に向上していますが、ISOオートで撮影モードA(絞り優先)撮影時には、ISO最大値25600に上がる傾向が多いです。
前後ダイヤルが回しにくい
従来機のシャッターボタン外周ダイヤルの構造から前後ダイヤルが埋め込み式になり、埋め込み式になり、ダイヤルの凹凸も少なく、滑りやすい材質で回転も固く回しにくくなりました。
後継機種のOM-1MarkⅡは前後ダイヤルの素材がゴムのように滑りにくくなり回しやすくなりました。
メニューボタンが左側で右手のみでボタン設定できない
メニューボタンが左側に設定されており、ボタン設定で右側の他のボタンに設定ができない。
後継機種のOM-1MarkⅡは左側のメニューボタンが右側のごみ箱ボタンに割り当てることができるようになりました。
設定メニュー操作が従来方式より変更
設定メニュー画面が従来より見やすくなり使いやすくなりましたが、操作については十字キーだけの操作から前後ダイヤルを使っての操作に変更になりました。
従来機種の操作に慣れていいる人は、慣れるまでに使い勝手が悪いかもしれないです。
*前ダイヤル:カメラ1、カメラ2、AF、動画、再生、操作設定、他設定、Myのアイコンを切換
*後ダイヤル:各アイコンの階層を切換
追従AFが迷う時がある
被写体が鳥の場合、木にとまっている鳥を撮影時に木の枝などに影響され、鳥ではなく枝などにピントが引っ張られる場合があります。
後継機種のOM-1MarkⅡは枝などにピントが引っ張られる問題に対して、AFの改善がされているようです。
【追加情報】
OM SYSTEMより、OM-1のファームウェアのアップデートについて、2024/2/21にOM SYSTEMのホームページのインフォメーションより下記内容が発表されました。
今後の「OM-1」ファームウェアアップデートについて
「OM-1」に対する新しいファームウェアの公開を今年の秋頃に予定しています。
以下の項目のアップデートを計画しています。
AF 性能:S-AF と C-AF のオールターゲット時に、主要被写体をより捉えやすくする等の一部のAF 性能の最適化
操作性: 撮影時のゴミ箱ボタンでのメニュー操作に対応し、右手でのメニュー操作を可能にする操作性の向上
引用元:OM SYSTEM ホームページ インフォメーションより
OM-1を1か月使ってみて特に良かったところ
OM-1を1か月使ってきて、従来使用していたE-M1MarkⅡと比べると格段の進化があります。
その中でも特に良かったところを紹介します。
結論としては、価格もコスパが良いカメラで、写真撮影に欲しい機能が盛りだくさんで写真撮影用途としておすすめなカメラです。
ファインダー(EVF)が格段に見やすくなった
E-M1MarkⅡからOM-1に変えて、まずファインダーを覗いての第1印象は、EVFの汚さ、粗さ、遅さが有機OLEDの576万画素になり、格段に見やすくなり、ファインダーを覗くモチベーションアップにつながって良い撮影体験ができるものになります。
背面液晶モニターも従来に比べ格段にきれいで見やすくなりました。
画質がけた違いに向上している
従来機に比べ、有効画素数は2037万画素と変わらないのですが、出てくる画像が画質がけた違いによくなっています。
従来の平面的な表現から諧調豊かな表現ができるようになっています。
ボタン設定が設定しやすい
従来の設定メニュー画面も変更され、メニュー構成も変更されていますがボタン設定で機能の割り当てが従来に比べ格段に分かりやすく設定しやすくなりました。
自分用のカスタマイズのボタン設定が格段にしやすくなりました。
あと、細かいところですが、操作性において、便利な機能としてボタンの設定、ダイヤルの設定、マルチセレクタの設定、Fnレバーの設定、電源ズームの設定など1.操作の設定メニューがあり、従来機種のE-M1MarkⅡと比較しても格段に分かりやすくなり、感覚的に変更しやすくなりました。
特筆すべき点として、左側にあるON/OFFの電源ボタンを右側に付いているFnレバー(Fn1/Fn2)をON/OFFの電源ボタン機能に割り当てられることです。
右側に集中して操作したい人にはおすすめな機能です!
AI被写体認識AFは使いやすい
従来機種には無かった機能でAI被写体認識AFで該当物の被写体については、追従含めて食いつきが良いです。
フレーム内に被写体があれば認識してAFが動作。
写真撮影において便利な高機能が豊富
写真撮影時において、あったらいいなと思っていた高機能が満載。
高機能 | 撮影環境 | したいこと |
ライブND | 日差しが強く白飛びする環境 | 明るさを抑えて 白飛びを抑える |
プロキャプチャー | 鳥撮影 | 鳥の飛び立つところを撮影 |
深度合成 | 物撮り、マクロ撮影 | 全体のピントを合わせる |
AI被写体認識AF | 被写体撮影:鳥、飛行機、自動車、電車、犬・猫 | 動き物の被写体のピントを合わせる |
ハイレゾショット | 風景撮影 | 解像度を上げる |
星空AF | 星空撮影 | 星空のピントを合わせる |
【使ってきて良かったところ】
・デザインが良い
・マイクロフォーサーズとしては、コストパフォーマンスが高い
・マイクロフォーサーズにしては、高画質、高解像感
・日中のファインダー表示がきれい
・ファインダーが見やすくなった(576万ドット)
・操作ボタンが多く・操作性が良い(ダイヤルで変更しやすい)
・操作ボタンの変更も従来より変更しやすくなった
・ボディ内手振れ補正が強力(レンズと合わせて8段)
・ホールド感が良い
・操作性が良い
・メニュー画面が新しく更新され使いやすくなった
・シャッター音、フィーリング
・ピーク表示機能でピント表示がされるのでマニュアルフォーカスがしやすい
・サイズ感がコンパクトでちょうど良い
・AFが速い(1,053点オールクロス位相差AF)
・高機能満載
- プロキャプチャーモード
(シャッター全押しの状態から遡って最大120枚撮影)
- 手持ちハイレゾショット(5000万画素)
- ライブコンポジット
(花火撮影、星景写真など)
- ライブND(ND64)
- 深度合成
- 星空AF
OM-1の写真例
OM-1 jpeg画像
レンズ:M.ZUIKO 12-40mmF2.8PROⅡ
レンズ:M.ZUIKO 75-300mmf4.8-6.3Ⅱ
OM-1を1か月使ってみて、おすすめな使い方
OM-1を1か月使ってみて、おすすめな使い方について紹介します。
【おすすめな使い方】
写真用途としては、あらゆる被写体に対して、撮影できるように機能満載です。
手軽に持ち出すカメラとしておすすめな1台です。
動き物:プロキャプチャーモード、連射スピード20コマ/秒
風景:手持ちハイレゾショット、ライブND
花火、星景写真:ライブコンポジット、インターバル撮影
OM-1を1か月使ってみておすすめなレンズ
現在、マイクロフォーサーズの所有のレンズとしては、以下の通りです。
OM SYSTEM
・12-40mmF2.8PROⅡ (35mm換算:24-80mm)
・70-300mmF4.8-6.7II (35mm換算:150-600mm)
LUMIX
・LEICA DG SUMMILUX 9mmF1.7(35mm換算:18mm)
・LEICA DG SUMMILUX 25mmF1.4(35mm換算:50mm);24/1月 中古購入
シグマ:
・30mmDN2.8 (35mm換算:60mm);標準レンズ
PROレンズは1本、LEICAレンズは1本の所有状況ですが、標準側の単焦点のレンズが欲しいと思い、LEICA DG SUMMILUX 25mmF1.4の中古を購入しました。
LEICAレンズの色味、解像感も良く写真用途/動画用途におすすめなレンズです。
まとめ
今回は、マイクロフォーサーズのOM-1を1か月使ってみて、気になったところ、特によかったところ、おすすめな人について紹介しました。
OM-1は、マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラを始めるのにコストパフォーマンスが良く、操作性、ホールド感、高機能満載の良い機種です。
特に写真(スチル)性能においては、フルサイズカメラにもない高機能な性能が盛りだくさんです。
マイクロフォーサーズは、小型・軽量・コンパクトなシステムです。
ボディは、フルサイズやAPS-Cと比べても変わらない機種もありますが、レンズを含めたシステムでは、小型・軽量になります。
また、レンズの価格もフルサイズのレンズと比べてもコストパフォーマンスが良いものが多いです。
OM-1は写真用途として、動き物、風景写真やスナップ撮影におすすめです。
動き物では、望遠ズームによる鳥撮影や電車・飛行機撮影、風景写真などの撮影におすすめです。
ファインダーの高解像、暗所性能や手持ちハイレゾショット、高速AFなど従来機種より機能アップされており、撮影体験を楽しむにはOM-1をおすすめします。
【追加情報】
OM SYSTEMより、OM-1のファームウェアのアップデートについて、2024/2/21にOM SYSTEMのホームページのインフォメーションより下記内容が発表されました。
今後の「OM-1」ファームウェアアップデートについて
「OM-1」に対する新しいファームウェアの公開を今年の秋頃に予定しています。
以下の項目のアップデートを計画しています。
AF 性能:S-AF と C-AF のオールターゲット時に、主要被写体をより捉えやすくする等の一部のAF 性能の最適化
操作性: 撮影時のゴミ箱ボタンでのメニュー操作に対応し、右手でのメニュー操作を可能にする操作性の向上
引用元:OM SYSTEM ホームページ インフォメーションより
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