【徹底比較】タムロン35-100mm F2.8はZとEどっちを買うべき?A7V・Z6IIIの運用最適化
タムロン35-100mm F2.8(A078)が登場し、35〜100mmをF2.8通しでカバーする中望遠ズームとして注目を集めています。
しかし、ここで多くの人が悩むのが、
- Zマウントで買うべきか?
- Eマウントで買うべきか?
という問題です。
この記事では、筆者が実際に所有している
- Nikon Z6III(Zマウント)
- SONY A7V(Eマウント)
- E→Zマウントアダプタ
という環境を前提に、所有レンズ構成と撮影スタイルから、
どちらのマウントで35-100mm F2.8を買うべきかを徹底的に比較します。
現在のレンズ構成と役割を整理する
Zマウント(Z6III)のレンズ構成
- Z24-120mm F4 S
- Z28-75mm F2.8
- Z50mm F1.8 S
- Z26mm F2.8
Z6IIIの主な役割:
- スナップ
- 雰囲気重視の撮影
- ブログ用の実写カット
Z側の弱点:
F2.8で100mmまで伸びる中望遠ズームがない。
Eマウント(A7V)のレンズ構成
- TAMRON 25-200mm F2.8-5.6
- VILTROX AF 85mm F2
- VILTROX AF 14mm F4
- SIGMA 45mm F2.8
A7Vの主な役割:
- 動体撮影
- ステージ・イベント
- 旅行・家族撮影の万能担当
E側の特徴:
25〜200mmを1本でカバーする万能ズームがあるため、35〜100mm域はすでにカバー済み。
ニコンZ6III撮影例
Z28-75mmF2.8
Z24-120mmF4S
Z26mmF2.8
タムロン35-100mm F2.8の立ち位置
35-100mm F2.8は、
- 35〜100mm F2.8通し
- 軽量コンパクト
- ポートレート・スナップ・ステージに最適
という、中望遠の主力になり得るレンズです。
重要なのは、どのボディに付けたときに一番役割が立つかという視点です。
結論|35-100mm F2.8は「Zマウント」で買うのが合理的
結論から言うと、タムロン35-100mm F2.8はZマウントで買うべきです。
理由は3つあります。
理由① Z側の“中望遠F2.8”が弱い
Zマウントのズーム構成は、
- Z24-120mm F4 S
- Z28-75mm F2.8
F2.8で撮れるのは28〜75mmまで。
75〜100mmはF4ズームか単焦点頼みになります。
ここに35-100mm F2.8(Z)が入ると、
- 35〜100mmをF2.8でカバー
- ポートレート・ステージ・スナップが一気に強化
- Z28-75mm F2.8の上位互換として置き換え可能
つまり、Zシステムの中望遠が一気に完成するということです。
理由② A7V側は25-200mmが万能すぎる
A7VにはTAMRON 25-200mm F2.8-5.6があります。
この1本で、25〜200mmまで全部カバーできます。
ここに35-100mm F2.8(E)を追加しても、
- 焦点域がほぼ被る
- 持ち出し優先度で負ける
- システム全体のバランスが変わらない
つまり、A7V側に35-100mmを足しても役割が立ちにくいのです。
理由③ アダプタ運用より“ネイティブZ”が快適
E→Zアダプタを持っていても、
- AF速度
- 重量バランス
- 操作性
はネイティブZに劣ります。
結果として、Zで買ってZで使い倒す方がロスが少ないという結論になります。
TAMRON 35-100mmF2.8(Zマウント)
TAMRON 35-100mmF2.8(Eマウント)
35-100mm導入後のA7V・Z6IIIの役割分担
A7Vは「動体・望遠・万能担当」
- メイン:TAMRON 25-200mm F2.8-5.6
- ステージ・運動会・旅行の“全部撮る係”
- 望遠200mmまで1本で完結
Z6IIIは「雰囲気・中望遠・スナップ担当」
- メイン:TAMRON 35-100mm F2.8(Z)
- サブ:Z26mm F2.8 / Z24-120mm F4 S
- ポートレート・街角スナップ・ブログ用カットに最適
下取りに回すべきレンズ候補
最優先:Z28-75mm F2.8
- 35-100mmと焦点域が大きく被る
- 28〜35mmは他のレンズで代用可能
- 出番が大幅に減る
→ 最優先の下取り候補
状況次第:Z50mm F1.8 S
- 35-100mmの50mm F2.8で代用可能
- ただし描写は非常に良い
- 軽量単焦点として残す価値も高い
旅行用レンズ構成の最適解(A7V × Z6III)
旅行2台構成(実用最強)
- A7V:TAMRON 25-200mm → 全部撮る係
- Z6III:Z26mm or 35-100mm → スナップ or 中望遠
街歩き、イベント、遠景、ポートレートまで隙なくカバーできます。
まとめ|35-100mm F2.8は「Zで買う」のが最適解
- Z側の中望遠F2.8が弱い → 35-100mmで一気に完成
- A7V側は25-200mmが万能 → 35-100mmの居場所が少ない
- アダプタよりネイティブZの方が快適
- 下取りはZ28-75mm F2.8が最優先
→ タムロン35-100mm F2.8はZマウントで買うのが最も合理的。
そして、
- A7V:動体・望遠・万能担当
- Z6III:雰囲気・中望遠・スナップ担当
という、役割が明確な2台体制が完成します。
TAMRON 35-100mmF2.8(Zマウント)
TAMRON 35-100mmF2.8(Eマウント)
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