【レビュー】LUMIX S1RIIを購入!S5II・G9IIから乗り換えて分かった圧倒的な描写力と存在感
今回は、私が新たに購入したフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S1RII」のレビューをお届けします。
このカメラを手にするにあたり、これまで愛用していた「LUMIX S5II標準レンズキット」と「LUMIX G9PROII標準レンズキット」を下取りに出しました。
どちらも素晴らしいカメラでしたが、S1RIIの圧倒的なスペックと描写力に惹かれ、思い切って乗り換えを決断。
この記事では、S1RIIの魅力を実際の使用感とともに、下取りに出した2機種との比較も交えながら、詳しくご紹介します。
✅ なぜLUMIX S1RIIを選んだのか?
まずは購入の背景から。
副業ブログ運営をしている私にとって、カメラは「趣味」でもあり「仕事道具」でもあります。
特に商品レビューや風景撮影、家族との思い出を残す場面では、画質と操作性が重要。
S5IIは動画性能に優れ、G9PROIIは機動力とAFが魅力でしたが、どちらも「静止画の圧倒的な解像感」という点では、あと一歩物足りなさを感じていました。
そんな中、登場したのが「LUMIX S1RII」。
以下のポイントが購入の決め手となりました:
• 44.3MPの高解像度フルサイズセンサー
• ダイナミックレンジの広さと階調表現の美しさ
• 堅牢なボディとプロ仕様の操作性
• 高精度なAFと手ブレ補正
これらのスペックは、静止画メインの私にとってまさに理想的。
「これならブログ用の写真も、家族との思い出も、最高のクオリティで残せる」と確信しました。
G9PROIIの気になった点
G9PROIIは、最新機能満載のマクロフォーサーズカメラです。
マイクロフォーサーズの静止画機のフラグシップ機であり、最新機能が盛りだくさんのカメラになります。
◆良かった点
・最新機能満載:像面位相差センサー、認識AI採用によるリアルタイム認識AF、秒間60コマのAF追従超高速連射、SHプリ連射(約113コマ)、最大1億画素ハイレゾモード、ライブビューコンポジット、ダイナミックレンジブースト、クロップズーム
・色見が良い:リアルタイムLUT、フォトスタイル、LEICAモノクローム
・操作性が良い:物理ボタンによる操作性が良い
・ボディ内手振れ補正が強力:B.I.S. 8段/Dual I.S. 2 7.5段
・シャッタースピードが高速:電子シャッターで1/32000までできる
・液晶モニターの解像度が良い:3インチ184万ドット
・キットレンズのLEICA DG SUMMILUX 12-60mmF2.8-4の解像感が良い
◆気になった点
・ボディサイズが大きい:S5IIとほぼ同じ大きさ
・ボディ重量が軽量でない:マイクロフォーサーズとしては重め658g(バッテリー、メモリーカード含む)
・モッサリ感:電源立ち上げ後の立ち上がりが遅い、S5IIと同様
・一部最新機能が使えない:ハイブリッドズーム
・価格が高い:ボディ単体で20万円超え
S5IIの気になった点
S5IIはフルサイズセンサー搭載のカメラです。
価格設定がほかのフルサイズ機種に比べ、安い価格設定になっています。
LUMIXでの最初の像面位相差AF搭載機
◆良かった点
・最新機能満載:像面位相差センサー、認識AI採用によるリアルタイム認識AF、秒間30コマのAF追従超高速連射、SHプリ連射、ハイレゾモード、ライブビューコンポジット、ハイブリットズーム、クロップズーム
・色見が良い:リアルタイムLUT、フォトスタイル、LEICAモノクローム
・操作性が良い:物理ボタンによる操作性
・ボディ内手振れ補正が強力:B.I.S./Dual I.S. 2
・Wレンズキットのレンズのコスパが良い
・動画での長時間録画で熱暴走しにくい
◆気になった点
・ボディサイズが大きい:幅約134.3mm×高さ約102.3mm×奥行約90.1mmと大きい
・ボディ重量が軽量でない:フルサイズカメラとしては740g⁽本体、バッテリー、SDメモリカード1枚)は軽量ではない
・モッサリ感:電源立ち上げ後の立ち上がりが遅い
・AFが少し遅い:動きものの撮影には不向き
📸 LUMIX S1RIIを実際に使ってみた感想
1. 圧倒的な解像感と立体感
まず驚いたのが、S1RIIで撮影した写真の「情報量の多さ」。
細部までしっかり描写され、風景写真では葉の一枚一枚、建物の質感までリアルに再現されます。
ブログ用の商品撮影でも、質感や色味が忠実に表現され、読者に「伝わる写真」が撮れるようになりました。
特にRAW現像時の自由度が高く、ハイライト・シャドウの粘りが素晴らしい。
Lightroomでの編集も楽しく、表現の幅が広がりました。
S1RII作例
S1RII+S18-40mmF4.5-6.3
ハイブリッドズーム
S1RII+S18-40mmF4.5-6.3
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ハイブリッドズーム
ハイブリッドズーム
2. 操作性とボディの質感
S1RIIはプロ向けの設計だけあり、ボタン配置やダイヤルの操作感が非常に快適。
グリップも深く、長時間の撮影でも疲れにくいのが嬉しいポイントです。
また、ボディの質感が高く、所有欲を満たしてくれるのも魅力。
「撮る楽しさ」だけでなく、「持つ喜び」も感じられるカメラです。
カメラの重さもS5IIと比べてもあまり差異を感じませんでした。
3. AF性能と手ブレ補正
AFはS5IIやG9PROIIと比べても、精度・追従性ともに向上しています。
特に人物撮影では瞳AFの精度が高く、家族写真でも失敗が激減。
手ブレ補正も強力で、夜景や室内撮影でも三脚なしで安心して撮影できます。
ブログ用の撮影では、機動力と安定感の両立がありがたいですね。
S5II・G9PROIIとの比較
| 機種 | センサー サイズ | 解像度 | AF性能 | 動画性能 | 携帯性 | 静止画画質 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| S5II | フルサイズ | 24MP | ★★ | 4K60P クロックアップ | ★★ | ★★ |
| G9ROII | マイクロ フォーサーズ | 25MP | ★★★ | 4K120P | ★★ | ★★ |
| S1RII | フルサイズ | 44MP | ★★★ | 8K60P | ★★ | ★★★ |
S5IIは動画性能が優秀で、VlogやYouTube向けには最適。
G9PROIIは軽量で持ち運びやすく、スナップ撮影に強みがあります。
一方、S1RIIは「静止画の画質」に特化したモデル。
ブログや商品レビュー、風景・ポートレート撮影においては、他の2機種を凌駕する描写力を発揮します。
💡 ブログ運営者としてのメリット
副業ブログを運営する私にとって、S1RIIの導入は「写真の質=記事の信頼性向上」に直結します。
• 商品レビューの説得力が増す
• SNSでの写真投稿の反応が良くなる
• 読者の滞在時間が伸びる
• アフィリエイトリンクのクリック率が向上
今後、S1RIIで撮影した写真を使った記事を作成予定です。
「写真の力」は侮れません。
🛒 S1RII購入と下取りカメラ・レンズの流れ
今回の購入では、S5IIとG9PROIIの標準レンズキットと手持ちレンズを下取りに出し、差額でS1RII中古美品を購入。
カメラ店での下取り価格は以下の通りでした:
• S5II標準レンズキット:約15.7万円 (AB+)
• G9PROII標準レンズキット:約18.8万円 (A)
• LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 :約2.8万円 (A)
• NIKKOR Z DX12-28mmf/3.5-5.6 PZ VR:約2.7万円 (A)
( )内は評価ランク
↓
• S1RII本体価格:約42.9万円(中古美品価格)
差額約2.7万円で、憧れのS1RIIを手に入れることができました。
カメラ店での下取り制度を活用することで、ハイエンド機へのステップアップが現実的になります。
カメラ店での下取り購入おすすめ店としては、
・フジヤカメラ(下取り査定が高め)
・マップカメラ(中古機種が豊富、夜一等中古セールあり)
・カメラのキタムラ(実店舗での査定)
S1RIIの気になる点
今回、S1RIIを購入して気になったところとしては、以下の通りです。
- 電池の減りが早い:思った以上に減りが早い
- 物理ボタンの機能割り当て設定で割り当てできないモードがある
- 動画の長時間録画(口コミなどの情報)
- 液晶モニターを開けにくい
- 端子カバーが開きやすい(気が付くと開いているときがある)
まとめ:S1RIIは「写真で伝えたい人」に最適な一台
LUMIX S1RIIは、静止画のクオリティを最重視する人にとって、間違いなく「買ってよかった」と思えるカメラです。
S5IIやG9PROIIも素晴らしい機種でしたが、S1RIIの描写力と操作性は一線を画します。
副業ブログ運営者として、読者に「伝わる写真」を届けたい方には、ぜひおすすめしたい一台です。
今後もS1RIIを使った撮影事例や、カメラのレビューやミニPCのレビュー、AMAZONセールやブログ運営に活かすテクニックなどを発信していきますので、ぜひ「まなぞうちゃん2くらぶブログ」をチェックしてくださいね!
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