OM SYSTEM OM PENレビュー|OMユーザーが感じた魅力と気になったところ
OM SYSTEM OM PENレビュー|OMユーザーが感じた魅力と気になったところ
2026年、OM SYSTEMからクラシックデザインをまとった新モデル「OM PEN」が発表されました。 長年愛されてきたPENシリーズの系譜を継ぎながら、最新OM SYSTEMの思想を取り入れた“軽快スナップ機”として注目されています。
私は普段、OM-3・OM-1を併用するOMユーザーですが、今回は実機購入前の段階で、OM PENの魅力と気になったところを整理しました。
OM PEN外観写真
引用元:OM SYSTEM OM PEN
<結論>
OM PENは「軽快スナップ専用機」として非常に魅力的だが、OM-3やOM-1とは明確に役割が異なるカメラです。
OM PEN ボディ
OM PEN レンズキット
OM PEN ダブルレンズキット
OM-1、OM-3ユーザーがOM PENを予約した理由
私は現在、OM SYSTEMのカメラとしては、
・OM-1
・OM-3
の2台を所有しています。
そのうえで今回 OM PENを予約した理由は、「毎日持ち歩ける軽量本格機が欲しかった」
という一点に尽きます。
OM-3の気になる点
OM-3はフラッグシップのOM-1、OM-1mkIIの性能を引き継ぎ、高機能とクラシカルなデザインと併せ持つ高機能機。
持ち出している中で機なる点としては、
・グリップ力が弱い
・横幅(全長)が長い
・OM-5mkIIより小型軽量ではない
・操作性が△
→ ジョグシャトルがない
→ 電源ボタンが右側
→ 連射ボタンがダイレクトボタンにない
があり、もう少し小型軽量機であればと感じる場面が増えてきました。
OM-1の気になる点
OM-1は、高機能と操作性を持つ、1世代前のフラッグシップ機。
・AF性能は最新機より△
・最新機能がない
→ ライブGNDを非搭載
→ メモリバッファが少ない
・小型軽量ではない
があり、最新機能と小型軽量機であればと感じる場面が増えてきました。
OM PEN の魅力
◎ 毎日持ち出したくなるクラシカルなデザイン
- こういうデザインのカメラが欲しいと思っていたクラシカルなデザイン
◎ AI被写体認識AFの精度が高く、歩留まりが非常に良い
- 人物・動物の認識精度が高い
- OM-3に近い追従性能
- 家族写真・旅行での成功率が高い → 動きのある被写体に強い軽量機は希少
◎ EVFの視認性が高く、屋外撮影が圧倒的に快適
- L10よりも視野率・見やすさが安定
- 明るい屋外でも構図が決めやすい → スナップの歩留まりが上がる
◎ 防塵防滴 × CP機能で“作品撮り”にも対応
- 手持ちハイレゾ
- ライブND
- 深度合成 → 軽量なのに本格的な表現ができる
◎ レンズ資産を最大限活かせる
- 17mm F1.8 → 最強の街スナップセット
- 45mm F1.8 → 家族写真の歩留まりが爆上がり
- 12-45mm PRO → 旅行最強
- 100-400mm → 望遠もいける → 既存レンズがそのまま戦力になる
◎ 軽量なのに“本格機”として成立している
- 393gで持ち歩きやすい
- 旅行・街歩きで疲れない → 毎日持ち歩ける本格カメラ
OM PEN の気になるところ
△ UHS-Iのみ対応(連写・書き込みが弱い)
- OM-1 / OM-3と比べると明確に遅い → 動体連写は苦手
△ 動画性能は控えめ
- 4K30p止まり → 動画機としては選ばれない
△ 背面ボタンが密集しており、慣れが必要
- 初心者は戸惑う可能性 → 操作性はL10の方が直感的
△ バッテリーがOM-1、OM-3と共有できない
- OM PENのバッテリーは、OM-1、OM-3のバッテリーのBLX-1ではなく、
新規のバッテリーBLS-7と従来機とのバッテリー共有ができない
△ センサーは積層型センサーでなく、裏面照射型センサー
(OM5II相当センサー)
- OM PENの高速処理ができる積層型センサーではなく、OM-5mkII相当のセンサーと思われるため、野鳥や飛行機などの動体撮影用途には不向き
△ メカシャッター機能が最大1/4000秒
- OM PENのメカシャッター機能は、最大1/4000秒とE-P7と同様
OM-5mkII、OM-1、OM-3はメカあシャッター機能が最大1/8000秒
日中明るい場所での撮影時において、最大1/4000秒だと絞る必要あり
△ USB-CはPD対応でない
- USB-Cで充電・給電はできるが、USB PDには非対応です。
USB-C端子は使えるが “PD方式の高出力給電はできない”という仕様です。
これはメーカー公式情報で明確に示されています。
OM PENの立ち位置を理解するための仕様比較
(OM-1II/OM-3/OM-5II)
OM PENを正しく評価するために、現行OM SYSTEMの主要3モデルと比較します。
大きさ・重さの比較(最重要ポイント)
OM PENの魅力は「軽さと小ささ」。 ここを数値で比較すると、立ち位置が一気に明確になります。
サイズ・重量比較表
| 機種 | 幅 × 高さ × 奥行 | 重量 (バッテリー含む) |
|---|---|---|
| OM PEN(新) | 125.8x74.5x43.3 mm | 約393g |
| OM-5 Mark II | 125.3x85.2×52 mm | 約418g |
| OM-3 | 139.3x88.9×45.8 mm | 約496g |
| OM-1 Mark II | 134.8x91.6x72.7 mm | 約599g |
サイズ比較から見えるOM PENの立ち位置
- OM PENはOM-5IIよりさらに小さい(幅・高さともに一回り小型)
- 重量は393gと推定され、OM-3の約6割の軽さ
- OM-1II/OM-3と比べると“別次元の軽快さ”
つまり、 「毎日持ち歩けるOM SYSTEM」という役割を担うのがOM PENです。
センサー比較(画質・高感度・ダイナミックレンジ)
OM PENを評価するうえで、センサー性能は非常に重要です。 ここでは、OM SYSTEMの現行3モデルと比較しながら、OM PENの立ち位置を整理します。
センサー比較表(画質・高感度・DR)
| 機種 | センサー世代 | 画質傾向 | 高感度性能 | ダイナミック レンジ |
|---|---|---|---|---|
| OM-1 Mark II | 最新積層型 | シャープ・高解像 | 最強 (ISO25600) | 最広 |
| OM-3 | 積層型 (OM-1系) | 自然で柔らかい | 強い (ISO25600) | 広い |
| OM-5 Mark II | 旧世代裏面照射型 | ナチュラル | 標準 (ISO6400) | 標準 |
| OM PEN(新) | OM-5II相当 (推定) | ナチュラル | 標準 (ISO6400) | 標準 |
OM PENのセンサーは「OM-5II寄り」と考えるのが自然
現行ラインナップの構成から考えると、 OM PENは以下の特徴を持つ可能性が高いです。
- 積層型センサーではない(OM-3・OM-1IIより下位)
- OM-5IIと同等の裏面照射型センサー
- 高感度はISO1600〜3200が実用範囲
- ダイナミックレンジは標準レベル
つまり、 画質は「OM-3ほどのキレはないが、日常スナップには十分」 という立ち位置になります。
センサー性能の実運用イメージ
OM PEN × 12-45mm F4 PRO
- 画質は十分シャープ
- ISO1600までなら問題なし
- 夜の街スナップは手ぶれ補正でカバー可能
OM PEN × 17mm F1.8
- 開放で柔らかい描写
- 家族写真に最適
- 高感度はOM-3ほど強くない
主要仕様比較(AF・手ぶれ補正・EVF・連写)
主要仕様比較表(簡易版)
| 機種 | AF性能 AFセンサー測距点 | ボディ内 手ぶれ補正 | EVF | 連写 | 想定用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| OM-1 Mark II | 最強 (AI認識AF強化) 1053点 | 8段 | 576万 ドット | 120fps | 動体・野鳥・スポーツ |
| OM-3 | 高性能 (AI認識AF) 1053点 | 7段 | 236万 ドット | 50fps | 旅行・家族・動体 |
| OM-5 Mark II | 標準 (AI認識なし) 121点 | 6.5段 | 236万 ドット | 10fps | 旅行・日常 |
| OM PEN(新) | OM-5II相当 (AI認識AF) 121点 | 5.5段 | 236万 ドット | 10fps前後 | スナップ・日常 |
被写体認識AFの比較
OM SYSTEMのカメラを選ぶうえで、 被写体認識AFの性能差は“撮影ジャンルの適性”を決める最重要ポイントです。
被写体認識AF比較表(人物・動物・乗り物)
| 機種 | 人物認識 | 動物認識 | 鳥認識 | 車・バイク認識 | 精度・追従 |
|---|---|---|---|---|---|
| OM-1 Mark II | 最強 | 最強 | 最強 | 最強 | AI強化で別次元 |
| OM-3 | 高性能 | 高性能 | 高性能 | 高性能 | 動体に強い |
| OM-5 Mark II | 標準 | なし | なし | なし | 静止主体向け |
| OM PEN(新) | 標準 | 犬・猫 | なし | なし | スナップ向け |
OM PENの被写体認識AFは「人物中心」になる可能性が高い
現行のOM-5IIが
- 人物認識のみ
- 動物・鳥・車は非対応 であることから、OM PENも同等の仕様になる可能性が高いです。
総合評価|OM PENは“軽快スナップ機”として最高
OMユーザーのサブ機に最適
OM PENは、 クラシックデザイン × 軽快さ × 自然な色味 というPENシリーズの魅力を現代仕様で再構築したカメラです。
ただし、 センサー性能・被写体認識AF・EVFはOM-1より明確に下位 という点は理解しておく必要があります。
OM PENの価値はここにある
- 毎日持ち歩ける軽さ
- スナップが楽しい
- 家族写真が自然に撮れる
- 小型レンズとの相性が抜群
- OM-3との併用で役割分担が明確になる
OM PEN ボディ
OM PEN レンズキット
OM PEN ダブルレンズキット
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