SONY A7CIIに乗り換えて2か月。実体験レビューと使用感のすべて
こんにちは、MANAZOUです。
今回は、私がSONY α7CIIに乗り換えてから約2か月が経過したタイミングでの使用レビューをお届けします。
これまでNikon Z50II、LUMIX S5IIやG9PROIIなどを使ってきた私が、なぜA7CIIに乗り換えたのか。
そして実際に使ってみてどうだったのか。良かった点も、気になった点も、すべて正直に書いていきます。
なぜA7CIIに乗り換えたのか
まず、乗り換えの理由ですが、主に以下の3点です。
• 家族との日常をもっと軽快に撮りたい
• ブログやSNS用に高画質かつ色乗りの良い写真が欲しい
• 動画撮影にも強く、AF性能が優れた機種が欲しかった
LUMIXシリーズは描写力や操作性に優れていましたが、どうしてもサイズと重量がネックになっていました。
特に娘とのお出かけや日常スナップでは、カメラを持ち出すハードルが高くなりがち。
そんな中、A7CIIの「コンパクトさ」と「フルサイズセンサー搭載」という絶妙なバランスに惹かれ、思い切って乗り換えを決意しました。
外観と操作性:小型軽量なのに本格派
A7CIIを初めて手にしたときの印象は、「本当にフルサイズ?」という驚き。
ボディは非常にコンパクトで、LUMIX S5IIと比べると圧倒的に軽い。
バッグに入れてもかさばらず、娘との公園遊びや買い物ついでのスナップにも気軽に持ち出せます。
操作性については、前モデルA7Cから大きく改善されています。特に以下の点が好印象でした:
• 前ダイヤルの追加で露出操作が快適に
• タッチ操作のレスポンスが向上
• メニュー構成が分かりやすく、初心者でも迷いにくい
ただし、グリップの浅さはやや気になるところ。
長時間の撮影では小指が余る感覚があり、別途グリップエクステンションを導入することで快適性が向上しました。
写真性能:色乗りと階調表現が秀逸
A7CIIの写真性能は、期待以上でした。
搭載されているExmor R CMOSセンサー(約3300万画素)は、解像感と階調表現に優れており、特に以下のシーンでその実力を感じました。
• 娘の笑顔を捉えたポートレート:肌の質感が自然で、瞳AFの精度も高い
• 公園の紅葉:色乗りが豊かで、JPEG撮って出しでも十分に美しい
• 室内撮影:高感度耐性が高く、ISO6400でもノイズが少ない
また、クリエイティブルックのプリセットが豊富で、撮影意図に応じた色味調整が簡単にできます。
ブログ用の写真も、Lightroomでの編集時間が大幅に短縮されました。
動画性能:Vlogにも最適な万能機
動画撮影においても、A7CIIは非常に優秀です。
4K60p対応、S-Cinetone搭載、そしてアクティブ手ブレ補正など、Vlogや商品レビュー動画にも最適なスペックが揃っています。
実際に以下のようなシーンで活用しました:
• 娘とのお出かけVlog:手持ちでも滑らかな映像が撮れる
• 商品レビュー動画:S-Cinetoneでナチュラルな色味が出せる
• LINEスタンプ制作の裏側紹介:AFが迷わず、編集がスムーズ
特にAF性能は秀逸で、顔認識・瞳認識ともに非常に速く、被写体を見失うことがほとんどありません。
動画撮影時のストレスが激減しました。
A7CII撮影例
A7CII+28-60mmF4-5.6
気になった点と改善策
もちろん、完璧なカメラというわけではありません。使ってみて気になった点もいくつかありました。
• バッテリー持ちはやや短め。動画撮影では予備バッテリー必須
• EVFの解像度がやや物足りない(ファインダー撮影派には不満かも)
• SDカードがシングルスロット
これらの点については、以下のような対策を講じました:
• NP-FZ100の予備バッテリーを常備
• ファインダーよりも背面モニター中心の運用に切り替え
SDカードのシングルスロットは、特に問題になりませんでした。
結果として、運用面での不満はほぼ解消され、快適に使い続けられています。
良かった点
最初は、他の所有しているNikonやLUMIXのカメラと操作性が異なり戸惑ったところもありましたが、良かった点は、いくつかありました。
• 持ち運びしやすい小型・軽量コンパクトなボディ(ボディのみで約429g)
• AFの精度が良い(動いている被写体に対してAFが良い)
• サードパーティ製のレンズが豊富(タムロン製のラインナップが価格手頃で多い)
• 3300万画素と手ごろな解像度(トリミングがやりやすい)
• 最新性能が盛りだくさん(AIAFや7.0段 光学式5軸ボディ内手ブレ補正など)
• 写真ファイルが整理されている(日付ごとにフォルダが作成され整理されている)
まとめ:A7CIIは「家族×副業×趣味」に最適な一台
2か月間使ってみて、A7CIIは私のライフスタイルに非常にフィットしたカメラだと感じています。
娘との日常を軽快に切り取りながら、副業ブログやLINEスタンプ制作にも活用できる万能性。
軽さと性能のバランスが絶妙で、「持ち出したくなるカメラ」として日々の生活に溶け込んでいます。
今後は、さらにレンズラインナップを充実させつつ、A7CIIを軸にした撮影スタイルを確立していきたいと思います。
もし同じように「家族との時間を大切にしながら、副業や趣味にも活用したい」と考えている方がいれば、A7CIIは非常におすすめです。
A7CII(ブラック)ズームレンズキット
A7CII(シルバー)ズームレンズキット+SDカード
A7CII(ブラック)ボディのみ
A7CII(シルバー)ボディのみ
【関連記事】
Z50IIを下取りしてα7CIIへ乗り換えた理由|複数台持ちの最適解とレビュー
2025年版|初心者におすすめのミラーレス一眼カメラ6選【徹底比較】
高倍率ズームレンズ徹底比較|タムロン25-200mm・28-200mm・シグマ20-200mmの違いと選び方



















